hash_file
(PHP 5 >= 5.1.2, PHP 7, PECL hash >= 1.1)
hash_file — ファイルの内容から、ハッシュ値を生成する
説明
hash_file
( string
$algo
, string $filename
[, bool $raw_output = FALSE
] ) : stringパラメータ
-
algo -
選択したアルゴリズムの名前 (すなわち "md5"、"sha256"、"haval160,4" など…)。
-
filename -
ハッシュ対象となるファイルの位置を示す URL。 fopen ラッパーをサポートしています。
-
raw_output -
TRUEを設定すると、生のバイナリデータを出力します。FALSEの場合は小文字の 16 進数値となります。
返り値
raw_output が true に設定されていない場合は、
メッセージダイジェストの計算結果を小文字の 16 進数値形式の文字列で
返します。もし true に設定されていた場合は、メッセージダイジェストが
そのままのバイナリ形式で返されます。
例
例1 hash_file() の使用例
<?php
/* ハッシュ値を計算するファイルを作成します */
file_put_contents('example.txt', 'The quick brown fox jumped over the lazy dog.');
echo hash_file('md5', 'example.txt');
?>
上の例の出力は以下となります。
5c6ffbdd40d9556b73a21e63c3e0e904
参考
- hash() - ハッシュ値 (メッセージダイジェスト) を生成する
- hash_hmac_file() - HMAC 方式を使用して、指定されたファイルの内容からハッシュ値を生成する
- hash_update_file() - アクティブなハッシュコンテキストに、ファイルからデータを投入する
- md5_file() - 指定したファイルのMD5ハッシュ値を計算する
- sha1_file() - ファイルの sha1 ハッシュを計算する