variant_cmp
(PHP 5, PHP 7)
variant_cmp — 2 つの variant を比較する
説明
left と right
を比較します。
この関数はスカラー値のみを比較します。配列や variant レコードは比較しません。
パラメータ
-
left -
左オペランド。
-
right -
右オペランド。
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lcid -
文字列の比較に使用する有効なロケール識別子です (これは文字列の比較に影響します)。
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flags -
flagsは、以下のひとつあるいは複数の値を OR で組み合わせたもので、文字列の比較に影響します。Variant の比較フラグ 値 意味 NORM_IGNORECASE大文字小文字を区別せずに比較する NORM_IGNORENONSPACE非スペーシング文字を無視する NORM_IGNORESYMBOLS記号を無視する NORM_IGNOREWIDTH全角半角を区別しない NORM_IGNOREKANATYPEひらがなカタカナを区別しない NORM_IGNOREKASHIDAアラビア語の kashida 文字を無視する
注意:
variant に関するすべての計算用関数と同様、この関数のパラメータには PHP のネイティブ型 (整数、文字列、浮動小数点数、boolean あるいは
NULL) あるいは COM、VARIANT、DOTNET クラスのインスタンスが使用できます。 PHP のネイティブ型は、VARIANT クラスのコンストラクタと同じ方法で variant に変換されます。 COM オブジェクトおよび DOTNET オブジェクトはデフォルトプロパティの値を持っており、 これを variant の値として使用します。variant に関する計算関数は、COM ライブラリの同名の関数のラッパーです。 これらの関数についての詳細な情報は、MSDN ライブラリでご確認ください。 PHP での関数名は微妙に異なります。たとえば、PHP での関数 variant_add() に対応する関数は、MSDN のドキュメントでは VarAdd() となります。
返り値
以下のいずれかを返します。
| 値 | 意味 |
|---|---|
VARCMP_LT |
left は
right より小さい
|
VARCMP_EQ |
left は
right と等しい
|
VARCMP_GT |
left は
right より大きい
|
VARCMP_NULL |
left と
right のいずれか、あるいは両方が NULL
|