Hyperwave API 関数
Apache との統合
Apache やその他のサーバーとの統合については 別のページ にまとめました。
クラス
HW_API 拡張モジュールが提供する API は、完全にオブジェクト指向です。 Hyperwave SDK の C++ インターフェイスに非常によく似ています。 この API は、以下のクラスからなります。
- HW_API
- HW_API_Object
- HW_API_Attribute
- HW_API_Error
- HW_API_Content
- HW_API_Reason
各クラスにはメソッドが含まれており、その名前は Hyperwave SDK の対応するメソッドと同じです。この関数に引数を渡す方法は PHP の他の拡張モジュールとは少し異なっており、HW SDK の C++ API に似ています。複数のパラメータを別々に渡すのではなく、 それらをひとつの連想配列にまとめて単一のパラメータとして渡します。 連想配列のキーの名前は、HW SDK に記述されている内容と同じです。 一般的なパラメータについては以下で説明します。 それ以外のパラメータが必要になる場合は、必要に応じて説明されます。
- objectIdentifier オブジェクトの名前あるいは ID。 例 "rootcollection"、"0x873A8768 0x00000002"。
- parentIdentifier 親オブジェクトの名前あるいは ID。
- object HW_API_Object クラスのインスタンス。
- parameters HW_API_Object クラスのインスタンス。
- version オブジェクトのバージョン。
- mode 実行される操作を定義する整数値。
- attributeSelector 文字列の配列で、個々の要素は属性の名前となります。 オブジェクトレコードを取得する際に特定の属性を含めたい場合に使用します。
- objectQuery オブジェクトのリストの中から特定のオブジェクトを選択するためのクエリ。 hw_api::children() や hw_api::find() のような関数から返されるオブジェクトの数を減らすために使用します。
注意:
boolean 型のメソッドは、
TRUE、FALSEあるいは HW_API_Error オブジェクトを返します。
目次
- hw_api::checkin — オブジェクトをチェックインする
- hw_api::checkout — オブジェクトをチェックアウトする
- hw_api::children — オブジェクトの子を返す
- hw_api::content — オブジェクトのコンテンツを返す
- hw_api::copy — 物理的にコピーする
- hw_api::dbstat — データベースサーバーの統計情報を返す
- hw_api::dcstat — 文書キャッシュサーバーの統計情報を返す
- hw_api::dstanchors — すべての対象アンカーの一覧を返す
- hw_api::dstofsrcanchor — ソースアンカーの対象を返す
- hw_api::find — オブジェクトを検索する
- hw_api::ftstat — フルテキストサーバーの統計情報を返す
- hw_api::hwstat — Hyperwave サーバーについての統計情報を返す
- hw_api::identify — Hyperwave サーバーにログインする
- hw_api::info — サーバー設定についての情報を返す
- hw_api::insert — 新しいオブジェクトを挿入する
- hw_api::insertanchor — アンカー型の新しいオブジェクトを挿入する
- hw_api::insertcollection — コレクション型の新しいオブジェクトを挿入する
- hw_api::insertdocument — 文書型の新しいオブジェクトを挿入する
- hw_api::link — オブジェクトへのリンクを作成する
- hw_api::lock — オブジェクトをロックする
- hw_api::move — コレクション間でオブジェクトを移動する
- hw_api::object — 属性の情報を取得する
- hw_api::objectbyanchor — アンカーが所属しているオブジェクトを返す
- hw_api::parents — オブジェクトの親を返す
- hw_api::remove — オブジェクトを削除する
- hw_api::replace — オブジェクトを置き換える
- hw_api::setcommittedversion — 最後のバージョン以外のバージョンをコミットする
- hw_api::srcanchors — ソースアンカーの一覧を返す
- hw_api::srcsofdst — 対象オブジェクトのソースを返す
- hw_api::unlock — オブジェクトのロックを解除する
- hw_api::user — 自分自身のユーザーオブジェクトを返す
- hw_api::userlist — ログイン中の全ユーザーの一覧を返す
- hw_api_attribute::key — 属性のキーを返す
- hw_api_attribute::langdepvalue — 指定した言語の値を返す
- hw_api_attribute::value — 属性の値を返す
- hw_api_attribute::values — 属性のすべての値を返す
- hw_api_content::mimetype — mimetype を返す
- hw_api_content::read — コンテンツを読み込む
- hw_api_error::count — 原因の数を返す
- hw_api_error::reason — エラーの原因を返す
- hw_api_object::assign — オブジェクトを複製する
- hw_api_object::attreditable — 属性が編集可能かどうかを調べる
- hw_api_object::count — 属性の数を返す
- hw_api_object::insert — 新しい属性を挿入する
- hw_api_object::remove — 属性を削除する
- hw_api_object::title — title 属性を返す
- hw_api_object::value — 属性の値を返す
- hw_api_reason::description — 原因の説明を返す
- hw_api_reason::type — 原因の型を返す
- hwapi_attribute_new — hw_api_attribute クラスのインスタンスを作成する
- hwapi_content_new — hw_api_content クラスの新しいインスタンスを作成する
- hwapi_hgcsp — hw_api クラスのオブジェクトを返す
- hwapi_object_new — hwapi_object_new クラスの新しいインスタンスを作成する