php_check_syntax
(PHP 5 <= 5.0.4)
php_check_syntax — 指定したファイルの文法チェック(と実行)を行う
説明
bool php_check_syntax
( string
$filename
[, string &$error_message
] )
指定したファイル filename
に対して文法チェック (lint) を行い、スクリプトにエラーがないかどうかを調べます。
これは コマンドライン
から php -l を利用するのと似ていますが、
php_check_syntax() は実際に filename
を実行します (結果は出力しません)。
たとえば、もし filename の中で関数が
定義されていた場合に php_check_syntax()
はそれを実行しますが、filename の
結果は表示されません。
注意:
技術的な理由により、この関数は廃止され、PHP から削除されました。 かわりに、コマンドライン から php -l somefile.php を利用してください。
パラメータ
-
filename -
調べるファイルの名前。
-
error_message -
error_messageパラメータが指定された場合、 文法チェックの際に生成されたエラーメッセージがここに格納されます。error_messageは 参照で渡されます。
返り値
文法チェックが成功した場合に TRUE 、チェックが失敗したり
file_name がオープンできなかった場合に
FALSE を返します。
変更履歴
| バージョン | 説明 |
|---|---|
| 5.0.5 | この関数は PHP から削除されました。 |
| 5.0.3 | php_check_syntax() の後に exit() をコールするとセグメンテーションフォールトが発生します。 |
| 5.0.1 |
error_message が参照渡しになりました。
|
例
php -l somefile.php
上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。
PHP Parse error: unexpected T_STRING in /tmp/somefile.php on line 81