sqlite_exec
SQLiteDatabase::exec
(PHP 5 < 5.4.0, PECL sqlite >= 1.0.3)
sqlite_exec -- SQLiteDatabase::exec — 与えられたデータベースに対して結果を伴わないクエリを実行する
説明
$dbhandle
, string $query
[, string &$error_msg
] )$query
, resource $dbhandle
)オブジェクト指向型 (メソッド):
$query
[, string &$error_msg
] )
与えられたデータベースハンドル (dbhandle
パラメータで指定される) に対して
query によって指定される SQL
ステートメントを実行します。
SQLiteは、セミコロンで区切られた複数のクエリを実行します。 これにより、ファイルからロードするかスクリプトに埋め込んだ SQL をバッチ実行することができます。
パラメータ
-
dbhandle -
SQLite データベースリソース。手続きに従って、 sqlite_open() から返されます。 このパラメータは、 オブジェクト指向言語型メソッドを使用する場合は不要です。
-
query -
実行するクエリを指定します。
クエリ内のデータは 適切にエスケープ する必要があります。
-
error_msg -
エラーが発生した場合、指定された変数に詰め込まれます。 SQL 文法エラーは sqlite_last_error() 関数では取得できないので、これは特に重要です。
注意: (MySQL のような)他のデータベースエクステンションとの互換性のため、 2 種類の構文がサポートされています。 推奨されるのは最初の構文で、
dbhandleパラメータを 関数の最初のパラメータとするものです。
返り値
この関数はブール型の結果を返します。
成功時は TRUE、失敗時は FALSE を返します。
もしレコードを返すクエリを実行する必要がある場合は
sqlite_query() を参照ください。
SQLITE_ASSOC および SQLITE_BOTH で
返されるカラム名は、設定オプション
sqlite.assoc_case の値に基づき、
大文字小文字が変換されます。
変更履歴
| バージョン | 説明 |
|---|---|
| 5.1.0 |
error_msg パラメータが追加されました。
|
例
例1 手続き型言語スタイルでの例
<?php
$dbhandle = sqlite_open('mysqlitedb');
$query = sqlite_exec($dbhandle, "UPDATE users SET email='jDoe@example.com' WHERE username='jDoe'", $error);
if (!$query) {
exit("Error in query: '$error'");
} else {
echo 'Number of rows modified: ', sqlite_changes($dbhandle);
}
?>
例2 オブジェクト指向言語型スタイルでの例
<?php
$dbhandle = new SQLiteDatabase('mysqlitedb');
$query = $dbhandle->queryExec("UPDATE users SET email='jDoe@example.com' WHERE username='jDoe'", $error);
if (!$query) {
exit("Error in query: '$error'");
} else {
echo 'Number of rows modified: ', $dbhandle->changes();
}
?>
参考
- sqlite_query() - 指定したデータベースに対してクエリを実行し、結果ハンドル を返す
- sqlite_unbuffered_query() - 事前取得していないクエリを実行し、全てのデータをバッファリングする
- sqlite_array_query() - 指定したデータベースに対してクエリを実行し、配列を返す