trigger_error
(PHP 4 >= 4.0.1, PHP 5)
trigger_error — ユーザーレベルのエラー/警告/通知メッセージを生成する
説明
bool trigger_error
( string
$error_msg
[, int $error_type = E_USER_NOTICE
] )ユーザーエラーを発生するために使用され、 組み込みのエラーハンドラまたは新しいエラーハンドラ ( set_error_handler()) として設定済みのユーザー定義関数と組み合わせて使用されます。
この関数は、実行時の例外に特定の応答を生成する必要がある場合に便利です。
パラメータ
-
error_msg -
このエラーに割り当てられたメッセージ。長さは最大 1024 文字までです。 1024 文字を超える部分は切り捨てられます。
-
error_type -
このエラーに割り当てられたエラー型。E_USER 関連の定数のみが指定可能で、 デフォルトは
E_USER_NOTICEです。
返り値
この関数は、間違った error_type が指定された場合に
FALSE を、それ以外の場合に TRUE を返します。
例
例1 trigger_error() の例
より拡張した例については set_error_handler() を参照ください。
<?php
if ($divisor == 0) {
trigger_error("ゼロで割ることはできません", E_USER_ERROR);
}
?>
注意
警告
error_msg の HTML エンティティはエスケープされません。
エラーをブラウザに表示するのなら、メッセージに対して
htmlentities() を使ってください。
参考
- error_reporting() - 出力する PHP エラーの種類を設定する
- set_error_handler() - ユーザー定義のエラーハンドラ関数を設定する
- restore_error_handler() - 以前のエラーハンドラ関数を回復する
- エラーレベル定数