mysqli::options
mysqli_options
(PHP 5)
mysqli::options -- mysqli_options — オプションを設定する
説明
オブジェクト指向型
手続き型
接続に関する追加オプションを設定し、 接続の振る舞いに影響を与えるために使用します。
この関数は、いくつかのオプションを設定して複数回コールされることがあります。
mysqli_options() は、 mysqli_init() がコールされた後、 mysqli_real_connect() の前にコールしなければなりません。
パラメータ
-
link -
手続き型のみ: mysqli_connect() あるいは mysqli_init() が返すリンク ID。
-
option -
指定するオプション。以下の値のいずれかです。
使用可能なオプション 名前 説明 MYSQLI_OPT_CONNECT_TIMEOUT接続のタイムアウト秒数 (PHP 5.3.1 以降、Windows 上での TCP/IP 接続をサポートします)。 MYSQLI_OPT_LOCAL_INFILELOAD LOCAL INFILE の使用可/不可。 MYSQLI_INIT_COMMANDMySQL サーバーへの接続後に実行するコマンド。 MYSQLI_READ_DEFAULT_FILEmy.cnf の代わりに、指定した名前のファイルから 設定を読み込みます。 MYSQLI_READ_DEFAULT_GROUPmy.cnf の指定した名前のグループ、あるいは MYSQL_READ_DEFAULT_FILEで指定したファイルから 設定を読み込みます。MYSQLI_SERVER_PUBLIC_KEYRSA 公開鍵ファイル。SHA-256 ベースの認証で使います。 -
value -
オプションに設定する値。
返り値
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。
変更履歴
| バージョン | 説明 |
|---|---|
| 5.5.0 |
MYSQLI_SERVER_PUBLIC_KEY オプションが追加されました。
|
例
mysqli_real_connect() を参照ください。
注意
注意:
MySQLnd は常に、サーバーのデフォルト文字セットを想定しています。この文字セットは接続時の ハンドシェイク/認証 のときに送信され、これを mysqlnd が使います。
Libmysql が使うデフォルトの文字セットは my.cnf で設定したものです。あるいは明示的に mysqli_options() をコールして設定することもできます。 これは、 mysqli_init() のあとで mysqli_real_connect() を実行する前にコールします。
参考
- mysqli_init() - MySQLi を初期化し、mysqli_real_connect() で使用するリソースを返す
- mysqli_real_connect() - mysql サーバーとの接続をオープンする