SQLite3::createFunction
(PHP 5 >= 5.3.0)
SQLite3::createFunction — SQL のスカラー関数として使用する PHP 関数を登録する
説明
public bool SQLite3::createFunction
( string
$name
, mixed $callback
[, int $argument_count = -1
] )SQL のスカラー関数として使用する PHP 関数を登録します。 これは SQL 文の中で使用されるものです。
パラメータ
-
name -
作成あるいは再定義したい SQL 関数の名前。
-
callback -
コールバックとして指定する、 PHP の関数あるいはユーザー定義関数の名前。 これが SQL 関数の振る舞いを定義します。
-
argument_count -
SQL 関数が受け取るパラメータの数。 負の値を指定すると、SQL 関数は任意の数の引数を受け取るようになります。
返り値
関数の作成に成功した場合に TRUE、失敗した場合に FALSE
を返します。
例
例1 SQLite3::createFunction() の例
<?php
function my_udf_md5($string) {
return md5($string);
}
$db = new SQLite3('mysqlitedb.db');
$db->createFunction('my_udf_md5', 'my_udf_md5');
var_dump($db->querySingle('SELECT my_udf_md5("test")'));
?>
上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。
string(32) "098f6bcd4621d373cade4e832627b4f6"