あまり震災のことには触れないようにしてきましたが、そろそろ向き合わなくてはなりませんね
あの日、今までにない大きな揺れ、そしていつまでも続く。。。この時はまだ、ただの地震だと思っていた
続々と入ってくるニュース映像は、それまでの地震とはまるで違う異様な光景
ものすごく現実感のない、リアルな映像を、地デジが克明に映し出している

ふと、犠牲者の数を思い描いて怖くなった。感覚的に阪神淡路は下らないだろう
幸い被災地域には家族や友人はいなかったが、この瞬間にも多くの命が失われていることに気づき
急に現実感が湧いてきた。津波を前に気づいていない車。もし、あれが自分と家族だったら。。。
テレビは全番組、全CMをキャンセルし、この異常事態を裏付けていた

そして原発

最初は自動停止するようになってて安全なんだろうと思っていたのだが
原子力緊急事態宣言が出され、3km圏内が避難指示、朝には10kmに拡大
電源車が呼ばれたり、放射線が検出されたり、相当やばい感じになっていく
多少知識はあったので、爆発しないのを本当に祈りました
そんなこんなで貫徹してしまったので、ちょっと眠ろうと思った矢先
１号機が爆発！　この時はさすがに、もう日本が詰んだと思いました
出てきた言葉は「これ日本なの？」

あれから今日まで依然として余談を許さない状況
もうマヒしてしまって、3号機が爆発しても、基準の何千倍とか言われても驚かなくなった
大気も、土壌も、海も、地下水も、汚染されてしまった
永い時間をかけても元にもどせないらしい