新潟の最大食にスーパームーン時の月を縮小して合成してみました。見えないけど、こんなふうに横切っていったのでしょう。これ以上無い新月を写したとも言えるかも知れません。
日食ネタはこれが最後です。また、最初に公開した
全過程を並べた画像を作り直しました。ポスター印刷に耐えるような画質調整をしています。
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金環(部分)日食@新潟 / 全過程を収めたポスター
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<使用機材>
カメラ :
Canon EOS Kiss X4
レンズ :EF300mm1:4L
フィルター:
Kenko ND100000
三脚 :
king Fotopro アルミ三脚 C-5i
<撮影場所>
住所 :新潟県新潟市中央区長潟(鳥屋野潟公園)
緯度 :37.887376
経度 :139.061824
マップ :
http://maps.google.co.jp/?q=37.887376,139.061824
<撮影データ>
撮影方法 :
Magic Lantern を使用したインターバル撮影
絞り値 :6.3
ISO感度 :ISO-100
WB :太陽光
露出時間 :1/2000, 1/1000, 1/500, 1/250, 1/125
撮影時刻 :06:15〜09:09
撮影間隔 :30秒毎
撮影枚数 :5枚×350セット=1750枚
時刻精度 :直前に手動設定(時報ダイアル117を使用)
※元データ(1.65GB)及び切り出し後データ(153MB)は、ご希望であれば提供します
<得られた知見>
■三脚で3D雲台は不向き
太陽を追ううちに水平がずれてしまうためデータとしての価値が下がる。赤道儀を導入するか、三軸独立した三脚を用いるべき。
■中央に太陽を置かないように撮影する
見えてなくてもゴーストが出ており、中央に置いた場合、重なる確率が高くなる。下記のように強調してみると、対角と右上にゴーストが確認できる。ただし端に置くと解像力が下がる恐れがあるので、1/3程度斜めにずらすのが良さそうだ。
■ホワイトバランス
ND100000を使うと白っぽくなるが、ホワイトバランスを太陽光に固定すると若干色がつく。
■撮影可能枚数
カメラが表示する撮影可能枚数は当てにならない。太陽のクローズアップの場合、単純で圧縮効率が良いため、実際には表示枚数より5倍も撮影可能枚数が伸びた。
■カメラは最低3台必要
望遠で太陽を追尾する1台、背景を入れた比較明合成用の1台、木漏れ日を狙う1台(コンデジ)、の3台構成が理想的。
■赤道儀が必要
無いと今回のように画角内で動く太陽を切り出すための画像処理が膨大になってしまう。
■トイレは済ませておき、食事を用意しておく
3時間動けないので、トイレも腹ペコも我慢しないために、かなり重要。
5/21 新潟市中央区にて
Canon EOS Kiss X4 on
ML/EF300mm1:4L/
Kenko ND100000
JPG×5→
Photoshop/
TpzAdjust
Tags #天体 #日食 #太陽 #月