2013年11月 : してログ


この黄色く染まりつつある立派なイチョウは、集落のシンボルツリーとして相応しい見事な樹勢を見せています。イチョウの落葉は他の落葉樹よりも遅く、毎年11月下旬頃にこの集落をこがね色に染め上げます。

もし、この集落のニックネーム「黄金の里」を満喫したければ、この写真より少し遅い、落葉が盛んになった天気の良い日を選んで訪れてみてください。黄色く染まった大地と降り注ぐ落葉が、陽の光を反射してその名に恥じない輝きを見せてくれます。

また、時代を間違えたかのようなオブジェクトが多いのも魅力の一つです。茅葺の屋根、軒下に積まれた薪、煙を出した生活感のある煙突などが、のどかな田園風景と共に背景を飾ってくれます。

11/24 五泉市蛭野
Canon EOS Kiss X4 / SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
HDR JPG×9→PhotomatixTpzAdjustPhotoshop
Tags #黄葉 #植物 #樹木 #イチョウ #黄金の里
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です

里山に発生した朝霧が蛇行して川のように流れています。手前の小川にも川霧が立ち昇って、幻想的な光景を作り出しています。この儚くも素晴らしい光景は、もう数十分もすれば、朝の光で晴らされてしまうでしょう。

また、奥側の集落はこの日の目的地、五泉市蛭野(ひるの)地区、通称「黄金の里」です。写真の右側には、その名の由来である立派な銀杏の木が見えています。黄葉時期になると、辺り一面が黄金色に染まりその名に相応しい荘厳な情景となります。

11/23 五泉市蛭野
Canon EOS Kiss X4EFS60mm
HDR RAW×3→PhotomatixTpzAdjustPhotoshop
Tags #山里 #朝霧 #川霧 #小川
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ひとつの被写体につき1作品のポリシーを崩して、昨日と同じモミジの木です。境内の縁が法面になっていて、その端で存在感を主張しています。お社はこの左奥にあり、だいぶくたびれた様子でした。どれほどの歴史があるか知りませんが、今となってはこちらのほうが主役になっています。


↑道端でこんなの見ちゃったら寄るっきゃないよね(亀さんほいほい)

11/16 五泉市刈羽 刈羽神社
Canon EOS Kiss X4SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
HDR JPG×9→PhotomatixTpzAdjustPhotoshop
Tags #紅葉 #モミジ
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このブルーライトアップ、世界糖尿病デーに合わせたものかと思っていましたが、「横田めぐみ」さんら北朝鮮に拉致された被害者救出のシンボル「ブルーリボン」に合わせたものだそうです。めぐみさんは、11/15で拉致されてから36年、一日も早い救出を願います。

なお、メディアシップのこの部分は光の帆布(ライトセイル)というらしいです。これからクリスマスシーズンには、クリスマスカラーに変わるとのこと。今思えば、青い萬代橋とコラボレーションしとけば良かったですね。

11/14 新潟市中央区
Canon EOS Kiss X4SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
HDR JPG×9→PhotomatixTpzAdjustPhotoshop
Tags #夜景 #メディアシップ #月 #萬代橋
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冬の大三角とオリオン座 11/22 26:00 RAW×1


北天 11/22 26:37-27:03 JPG×72

オリオン座は月が明るく邪魔で、露出をかけるとゴーストが目立つし、出る位置も悪いです。北天の72枚からなる合成写真は、流星狙いで撮影したものから雲の少ない時間帯を選んでいます。残念ながら、散在流星もなしでした。

単純な比較明合成による画像は、星座の形が分からなくなるので、明るさを変化させながら合成したいです。SiriusCompの動画オプションで、残像レベルを指定したときのようなイメージですが、静止画にはそのようなオプションが指定できません。他のツールを探しましたが、これに叶うものがありませんでした。もちろん、手動で合成することはできますが枚数が多くなると辛いです(この記事の2枚めは手動でやってます)。どっかで作例を見たんですが、あれも手動でやってるのかな・・・。

11/22 南蒲原郡田上町
Canon EOS Kiss X4SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
Tags #比較明合成 #北天 #冬の大三角 #オリオン座 #月 #木星
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アイソン彗星(C/2012 S1) 11/22 29:38 RAW×1

厳しい条件ながらアイソン彗星も撮影成功しました。左が水星、右がアイソン彗星です。水星の下には土星とエンケ彗星があるはずですが、薄明に溶けて見ることができませんでした。つかの間見えていた尾も、すぐに薄明に消えていきました。


アイソン彗星(C/2012 S1) 11/22 29:46 RAW×4

300mmで撮ったアイソン彗星です。1枚めから10分も経っていませんが、すでに尾を確認するのが困難です。

今日も狙ってみますが、6:00の時点で、水星・土星が10度、アイソン彗星・エンケ彗星が5度の高さで更に厳しそうです。また、明日から雨の予報です。この時期、日本海側は時雨れることが多く、見れただけでも奇跡的なことだと思います。

2013/11/23 05:38JST
C/2012 S1 (ISON)
種類: 彗星
等級: 3.00 (大気減光時: 4.67)
絶対等級: 7.00
赤経/赤緯 (J2000): 14h28m46.5s/-17°27'43.6"
赤経/赤緯 (瞬時): 14h29m33s/-17°31'25"
銀経/銀緯: -26°25'14.9"/+39°32'51.7"
時角/赤緯: 19h32m35s/-17°31'25" (幾何学上の)
時角/赤緯: 19h32m59s/-17°25'60" (見かけ上の)
方位角/高度: +118°05'07"/+6°21'13" (幾何学上の)
方位角/高度: +118°05'07"/+6°29'08" (見かけ上の)
距離: 0.86051388天文単位

11/23 南蒲原郡田上町
Canon EOS Kiss X4/EF300mm1:4L
Canon EOS Kiss X4EFS60mm
Tags #天体観測 #彗星 #アイソン彗星 #水星 #C/2012S1
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ラブジョイ彗星(C/2013 R1) 11/22 28:22 RAW×4

アイソン彗星が登ってくるのを待つ間、他の彗星の撮影に挑戦しました。この日、ラブジョイ彗星は北斗七星の近く、りょうけん座の延長線上に見えました。非常に探しやすく、肉眼では無理でしたが、双眼鏡や望遠レンズのファインダーで分かるくらいです。固定撮影でも尾がうっすらと分かります。すぐ右下には、NGC4490がシミのように見えています。


北斗七星とラブジョイ彗星 11/22 25:53-25:55 JPG×6

中央やや左寄りに北斗七星が立ち上がっています。中央やや下寄り縦に2つの明るい星がりょうけん座ですが、その直上にある緑色の星がラブジョイ彗星です。この6枚からなる合成写真は、北極星から右側の北天を写しています。

他に、リニア彗星(C/2012 X1)がうしかい座アルクトゥルスの近くに見えるはずでしたが、13等級だそうで写りませんでした。また、エンケ彗星(2P/Encke)が土星の右側のはずでしたが、こちらは薄明に溶けて無理でした。そして、肝心のアイソン彗星(C/2012 S1)は別記事にすることにします。

11/23 04:22JST
C/2013 R1 (Lovejoy)
種類: 彗星
等級: 7.98 (大気減光時: 8.25)
絶対等級: 10.00
赤経/赤緯 (J2000): 12h30m2.8s/+42°09'16.2"
赤経/赤緯 (瞬時): 12h30m43s/+42°04'41"
銀経/銀緯: +137°46'26.5"/+74°21'06.0"
時角/赤緯: 20h15m36s/+42°04'41" (幾何学上の)
時角/赤緯: 20h15m39s/+42°04'48" (見かけ上の)
方位角/高度: +66°00'14"/+47°35'51" (幾何学上の)
方位角/高度: +66°00'14"/+47°36'19" (見かけ上の)
距離: 0.40468333天文単位

11/23 南蒲原郡田上町
Canon EOS Kiss X4/EF300mm1:4L
Canon EOS Kiss X4SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
Tags #天体観測 #彗星 #ラブジョイ彗星 #北斗七星 #C/2013R1
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です

ニアミスとは、航空機同士が半径150m、高度差60mを切る異常接近のことを言うらしいが、日本では明確な規定は無いようです。しかし、今朝のこの接近は、見た目がかなり際どいように思うんですがどんなもんでしょう? 見た角度と望遠レンズの圧縮効果によるものかも知れませんが、同一画角で並んでると、相当近い印象があります。

※なお、トップのHDR画像は関係ありません。


↑連続写真です。実際の高度差は十分あるんでしょうね。


↑一枚画で見ると、やっぱ近いよ〜(>_<)

06/07 新潟市東区 新潟空港(HDR画像、他は中越地域)
Canon EOS Kiss X4/EF300mm1:4L
TMI RAW×1→PhotomatixTpzAdjustPhotoshop
Tags #乗り物 #飛行機 #旅客機 #航跡雲 #GIFアニメ
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です