してログ


NightCap Pro(iOSアプリ)にISSモードがあるので、試しに撮ってみました。結果、すごく簡単に、しかも繋がってる(拡大すると細かい点線が見えるけど)軌跡が綺麗に写りました。

10/15 17:57 新潟市中央区
iPod touch(NightCap Pro)
Tags #天体観測 #ISS
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です


裸眼で確認できるほどのグリーンフラッシュは珍しいが、小さいものはそれほど珍しくないということだろうか…。ちょっと自信が揺らぐなあ。

10/14 新潟市西区 内野浜
Canon EOS Kiss X4 / ミラーレンズ800mm F8 DX
MOV×1→TMPGEnc VMW6
Tags #大気光学現象 #グリーンフラッシュ #だるま夕陽 #夕陽 #動画 #GFC
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です


このレンズ、頑張れば一応それなりの解像力は見せてくれるみたいです。一枚目は、トリミングなしをリサイズしたもの、二枚目はトリミングのみの画像です。

漁船までは手前が4km程度、(水平線の向こうに見えるので)奥は5km程度の距離がありると思います。細いワイヤーや漁師さんの腕なんかも見分けられます。キラメキを見ると、これでも僅かにブレているようですけど。

ピント合わせですが、遠くにある鉄塔をモニターで10倍に拡大して時間をかけて合わせています。ピントリング触っただけで像がブレるのでイライラしますが、少し回して安定するのを待つ、というのを繰り返せば何とかなります。ちょうど佐渡の山の上に鉄塔があるので、それを使って合わせています。きちんと合うと、鉄塔のシルエットの中に、網状の構造物まで見えるので、それが合焦の印です。

まあ、空気が澄んでいた(グリーンフラッシュが見えた日)のも大きいでしょう。

10/02 新潟市西蒲区 角田浜
Canon EOS Kiss X4 / ミラーレンズ800mm F8 DX
Tags #乗り物 #船 #漁船 #佐渡 #浮島現象
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です
HDR動画の作り方
第1回 Magic Lanternを使ったHDR動画素材の撮影


■Magic Lanternのセットアップ


- http://wiki.magiclantern.fm/install

上のインストールガイドに従って作業してください。ダウンロードするファームウェアですが、EOS Kissシリーズの海外名が違うので注意してください。例えば EOS Kiss X4 なら 550D/T2i になります。他の海外名は下記サイトで確認してください。

- http://cweb.canon.jp/e-support/faq/answer/eosd/9259-1.html

なお、いちどMLをインストールしたSDカードなら、ファイルを入れ替えるだけでアップデートできます。


■HDR動画の撮影手順

1. 動画撮影モードにする


2. MENU → 動画2 → 動画撮影モード → マニュアル露出
自動露出だとML設定でShutter(シャッタースピード)とAperture(絞り)が変更できないので注意です。


3. ML設定 → 動画 → HDR video → OFF
露出決定の邪魔になるのでいったんOFFにしてください。


4. ML設定 → Expo → ISO → 100
屋外であればISO値は100で良いと思います。暗すぎる場合は上げても仕方ないですが、(HDR合成するので)できるだけ低くしておきたいところです。ここで決めるのが露出アンダー側になります。


5. ML設定 → Expo → Shutter / Aperture
Shutter(シャッタースピード)とAperture(絞り)の組み合わせを決めます。画面表示が露出アンダー側のプレビューになるので、白飛びが少なくなるよう暗めにしてください。


露出アンダー側は、白飛びが少なくなるように設定する

6. ML設定 → Expo → ISO → 200〜800
露出オーバー側の露出をISO値のみで決めます(Shutter / Apertureはもう変更しません)。もしアンダーを100で合わせた場合は、だいたい400(2EV)を基準に200(1EV)〜800(3EV)の範囲が良いと思います。画面表示が露出オーバー側のプレビューになるので、黒潰れが少なくなるよう調整してください。

露出オーバー側は、黒潰れが少なくなるように設定する

6. ML設定 → 動画 → HDR video → ISO A / ISO B
露出アンダー側のISO値(4で決めた値)をISO Aに、露出オーバー側のISO値(6で決めた値)をISO Bに設定すればOKです。



7. プレビュー画面で確認
明暗が交互に切り替わって表示されるので、露出が適当かどうか最終確認してください。

8. 動画撮影
録画ボタンでHDR動画の録画開始になります。録画中にも明暗が交互に表示されますが、ゆっくり切り替わるとき、激しく切り替わるとき、画面半分ぐらいが点滅するとき、があります(画面のリフレッシュレートとの関係でしょうか)。ただ、何れもちゃんと録画されているようなので、気にしなくて良いようです。


■撮影時の注意点

1. 必ずマニュアル露出にする
自動露出の場合、撮影途中にほぼ間違いなく露出ジャンプ(絞りが切り替わる)が発生します。HDR動画の場合、ISO値を固定してしまうので、絞りなどでの露出調整が滑らかにできないためだと思います。従って、現状では露出が大きく変化するようなシーンは諦めるしかないと思います。

2. 露出を決める前にHDR動画の設定をOFFにする
HDR動画の設定が効いていると、明暗が交互に切り替わってしまい調整し辛くなります。

3. 解像度とフレームレートについて
この記事では、1920x1080(FullHD)/30fpsの動画を想定しています。エントリーモデルでも、1280x720(HD)で60fpsも可能ですが、HDR合成するには解像度が低すぎると思います。最新機種や高級機で、より高解像度で60fpsが可能な場合は、解像度優先で高くしてください。

4. シャッタースピードについて
通常、動画撮影ではシャッタースピードを意識することは無いと思いますが、マニュアルで設定するので、フレームレートとの関係を注意してください。当然ながら、フレームレートよりシャッタースピードを遅く設定することはできません。フレームレートが30fpsならシャッタースピードは1/30以下に、60fpsなら1/60以下に制限されます。このため、シャッタースピードで明るくするのは限界があり、絞りを開いて明るくするか、足りない場合はISO値を上げて調整します。

5. アンダーとオーバーの露出差について
ボディの性能によるところですが、3EVくらいまでに留めておいた方がよいと思います。

6. ピントは置きピンかマニュアルで調整する

EOS Kiss X4 ではオートでピント合わせしてくれません。置きピンで撮れる被写体を選ぶか、マニュアルで頑張るしかないです。

7. 撮影可能時間に注意する
SDカードのファイルフォーマットの関係で4GBしか録画できません。録画時間にすると12分くらい(1920x1080/30fpsの場合)なので、それを頭に入れながら開始のタイミングを決めてください。


■録画される動画について

録画される動画は、明暗のフレームが交互に記録されていますので、再生する場合はポケモンショック的な症状に注意が必要かと思います。


次回は動画のフレーム分解とHDR合成です
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です

だるま夕陽から、沈むときにはグリーンフラッシュ(5:50くらい)します。今回のグリーンフラッシュは、少し青みがかってみえます。もしかしたら、日本でもブルーフラッシュは見れるのかも知れません。



グリーンフラッシュ部分のGIFアニメ



太陽の下側が垂れ下がってきました


海面下からもう一つの太陽が現れます


ふたつの太陽が繋がって“Ω”の形に
(The Omega Sun)


首が太く繋がり、人のシルエットのように
(だるま夕陽)


千切れそうな上端に緑色が見えてきます


沈む瞬間に緑の閃光が走ります


少し青みがかっているようにも見えました


<BGM>
無料音楽素材 煉獄庭園
http://www.rengoku-teien.com/


10/02 新潟市西蒲区 角田浜
Canon EOS Kiss X4 / ミラーレンズ800mm F8 DX
MOV×1→TMPGEnc VMW5
Tags #大気光学現象 #グリーンフラッシュ #だるま夕陽 #夕陽 #動画 #GFC
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です

■これから作るHDR動画

Canon製カメラの改造ファームウェア、Magic Lantern(以降ML)を使った動画素材を使用します。MLを使用すると、1フレーム毎に明暗が交互に繰り返される動画を撮影することができます。この素材を使って、当倍速の30fpsで動くHDR動画を作成して行きます。

■注意

説明は思い込みも入っているかも知れません。間違っていたら遠慮せずにご指摘くださいませ。

■まずはHDR動画の分類

1. タイムラプスHDR動画
数秒置きにブラケット撮影もしくはRAW撮影した素材から動画フレームを構成したものです。最も簡単に作成できる代わりに、リアルタイム動画や音声入りはちょっと無理です。普通のカメラならリモートシャッターとRAW撮影で、MLを使えばインターバルと最大9枚ブラケットを組み合わせた撮影が可能です。

2. フェイクHDR動画
普通の動画の全てのフレームに対して、トーンマッピングしたものです。通常の動画素材をいったん静止画にバラして、後はフェイクHDRを作る要領で加工します。Photoshopなら動画のままフレームにフィルタを掛けられるはずですが、TopazAdjustとかだとうまく行った試がありません。あと、HDR動画系のスマホのアプリは、白飛びとか改善されてないので、たぶんこれじゃないかと思います。

3. EOSムービー等のHDR動画
1フレーム毎に明暗が交互に繰り返される倍フレームの動画を、内部で1/2フレーム合成したものです。カメラ内で合成されるので、白飛び、黒潰れの改善が目的なのかな? 合成前の動画を撮り出せれば、この連載と同じ方法でHDR動画が作れると思いますが、たぶん無理じゃないかと思います。
- http://cweb.canon.jp/eos/lineup/8000d/feature-movie.html

4. 1レンズ2カメラのHDR動画
ひとつのレンズで捉えた光を2つに分光し、露出を違えた2台のカメラで同時に撮影し、各フレームを合成したものです。昔、下の作例を見てすげーなと思ってましたが、敷居が高いので追従する者がいなかったかも知れません。
- https://vimeo.com/14821961

5. RAW動画
高級機種ではCinema EOS、もしくはMLのRAW動画(5D3)で撮影できると思います。どういう形式かは分かりませんが、RAW画像の連番という恐ろしいデータかも知れません。いずれにしてもボディが高いので私には無理です。高級機に限定されるのは、SDカードとコンパクトフラッシュカードの転送スピードによるものと思います。

※なお本来、HDR動画は3や5のような白飛び黒潰れを少なくした動画を言うのですが、作りたいのはHDR動画を基に好みのトーンマッピング等を施したものになります。
※個人的には、HDR画像=フルカラーJPG以上のビット深度を持った画像、HDR写真=HDR画像を基にトーンマッピングなどをしてフルカラーJPGに落とし込んだ画像、と区別しております。

■MLを使ったHDR動画は2種類ある

前から知っていたのは、明暗のフレームが交互に記録されている動画の方(分類3の合成前と同じ)で、エントリーモデル用のMLはこっちしかできません。この動画はちゃんと見れるようにするために、1/2フレームに合成してあげる必要があります。しかし、これだと30fpsしか撮れないエントリーモデル(1280x720であれば60fps撮れますが解像度が低すぎて加工に耐えられない)では、15fpsに落ちてしまうことになります。そこで、なんとか30fpsを維持する方法をこの連載で書いて行こうと思っていることです。

他方、最近知った5D3用MLのRAW動画ですが、分類5の通り触ったことが無いので詳細は知りません。連続するRAW画像であれば、それをPhotomatixでHDR画像に変換しトーンマッピング等で仕上がれば良いはずです。ただ、RAW画像は1枚20MBくらいありますので、1秒間で600MB、1分で36GBという恐ろしい容量になっていると想像します。(※解像度を下げてあればそこまでの容量にならないのか…)

■必要なソフトウェア

1. TMPGEnc Video Mastering Works 6
フリーソフトでもできなくは無いですが、作業効率がまったく違うので持っておいて損は無いでしょう。

2. Photomatix
みんな持ってるよね?

3. Excel
大量の画像を効率よくリネームする際に使用します。

4. Photoshop(Elementsじゃないやつ)
私の場合は仕事用のをお借りできるのですが、そういった特権が無い人は諦めるしかないと思います。これを使わない場合は、PhotomatixでHDR写真までフィニッシュしてください。

これの必要性は、バッチ処理が簡単に組めること、16bitTIFFが使えること、この2点になります。バッチ処理については、Topaz Adjustなどのフィルタを含め、各種フィルタを一括適用するためには必須です。16bitTIFFについては、HDR画像のままだと編集できないため、Photomatixの出力を16bitTIFFにすることでデータ損失を最小限にできます。フリーソフトのGIMPだとここら辺がネックになってくると思います。

■連載記事

- 第1回 Magic Lanternを使ったHDR動画素材の撮影


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10/01 新潟市中央区
Canon EOS Kiss X4 / SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
MOV×1→Photomatix / Topaz Simplify / TMPGEnc VMW6
Tags #HDR動画 #乗り物 #船 #信濃川ウォーターシャトル #アナスタシア号 #朱鷺メッセ
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です

台風が行ってから空気が入れ替わったようで、肌寒さが増してきました。今日は動画関係アップするつもりでしたが、処理が間に合わないので、昨日の夕景からもう一枚作りました。水平線に接触する太陽は、だるま夕陽になっていました。

10/06 新潟市西区
iPhone6s+(AutoBracket HDR)
JPG×3→Photomatix / Topaz Simplify / Photoshop
Tags #夕焼け #夕陽
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です