第 24章バックアップとリストア
- 目次
- 24.1. SQLによるダンプ
- 24.1.1. ダンプのリストア
- 24.1.2. pg_dumpallの使用
- 24.1.3. 大規模データベースの扱い
- 24.2. ファイルシステムレベルのバックアップ
- 24.3. 継続的アーカイブとポイントインタイムリカバリ(PITR)
- 24.3.1. WAL保管の設定
- 24.3.2. ベースバックアップの作成
- 24.3.3. 継続的アーカイブによるバックアップを使用した復旧
- 24.3.4. 時系列
- 24.3.5. ヒントと例
- 24.3.6. 警告
- 24.4. 高可用性のためのウォームスタンバイ
- 24.4.1. 計画
- 24.4.2. 実装
- 24.4.3. フェイルオーバー
- 24.4.4. 記録ベースのシッピング
- 24.4.5. 逐次的に更新されるバックアップ
- 24.5. リリース間の移行
貴重なデータを全て保存しているため、PostgreSQLデータベースは定期的にバックアップされなければなりません。 バックアップの手順は基本的に簡単ですが、使用されている諸技術といくつかの前提条件を明確に理解しておくことが重要です。
PostgreSQLのデータをバックアップする場合、3つの異なる手法があります。
SQLによるダンプ
ファイルシステムレベルのバックアップ
継続的アーカイブ
それぞれ長所と短所があります。ひとつひとつ順を追って以下に説明します。