2011年1月27日 : してログ



ちょっとやり過ぎたようです。アート系は難しいですね
ジェット排気流を強調したいのにノイズに埋もれててうまく出てくれません
空と切り離すテクも無いので、思い切ってアーティスティックにしました

航空機をもうちょっとやりたいけど残念ながら在庫切れです
次は身近な被写体で遊んでみようと思います

1/22 14:00 新潟市東区松浜町 新潟空港展望デッキ
中国東方航空公司 A319-112(B-2332) KIJ to PVG
JPG×1→Photoshop Elements/Topaz Adjust
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です


こういうの最近やってるのですが、なかなかうまくまとまらなくて
ちょっとうまく行ったかなと思うんですが、どうでしょうか?

最初はテカテカな感じにしたくて頑張ってみたのですが、
どうもこの機、汚れてるのか腕が悪いのか、うまくテカらすことができず
路線変更した結果、汚れ具合が味になってくれたようです

ちなみに、何日か前に投稿した機のプッシュバックシーン

1/22 14:00 新潟市東区松浜町 新潟空港展望デッキ
中国東方航空公司 A319-112(B-2332) KIJ to PVG
JPG×1→Photoshop Elements/Topaz Adjust
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です

新潟県庁のエントランスホールです
間接光を強調してちょっと怪しげな感じにしてみました
朱鷺の絵だけ、生データから切り取ってはめ込んでいます
通行人のぶれ加減が割と良い味になったと思います

1/21 新潟市中央区新光町 新潟県庁
RAW×1→Photomatix/Photoshop Elements



■RAW画像はHDRI?

デジカメのイメージセンサーは、各色に対応した画素をモザイク状に並べてあり、最終的な画像にする際、隣り合った単色画素を寄せ集めて1ピクセルを構成します。この単色画素は12ビット(3画素で1ピクセルでは36ビット)で記録されており、これをそのまま記録しているのがRAW画像です。この意味では HDRIであり、RAW現像はさながらトーン圧縮を行っていると言うことができるのでは無いかと思います。

※高級機種では12ビット以上で記録している機種もあります

■1枚の画像からのHDR

Photomatix は、露出の異なる複数の画像を合成し、トーンマッピング等によって再構成するソフトウェアですが、1枚の画像からもトーンマッピングを行えます。ただし、ダイナミックレンジを拡張するというHDR合成の意味では、擬似HDRです。

ここでRAW画像を活用します。幸い私のデジカメのRAW画像は、Photomatixで直接扱えるため、圧縮劣化なしの各色12ビットのデータからトーンマッピングが行えます。実際同じ構図のJPGと作り比べてみましたが、明らかにRAW画像をソースに使ったほうが表現が豊かでした。

ひとつ前の記事のような(例が悪かったです)、それほど黒潰れや白飛びのないシーンでは、RAW画像1枚からでも十分なデータが得られるので、露出変えてマルチショットしてもダイナミックレンジの拡張に意味が無いようです。シーンを見極めてムダ無く撮りましょう。

ちなみに、RAW現像やJPG画像のレベル補正などで露出違いを作ってHDR合成するのはどうでしょう? 実際に試して見ていないので分かりませんが、単純に考えて元のダイナミックレンジは超えられないはずだから、そのままPhotomatixでトーンマッピングさせた方が良い結果になるのでは無いかと思います。特にJPGは保存しなおすと、ブロックノイズを重ねることになり兼ねませんのでご用心です。

(つづく)
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です