第 31章ラージオブジェクト
- 目次
- 31.1. はじめに
- 31.2. 実装機能
- 31.3. クライアントインタフェース
- 31.3.1. ラージオブジェクトの作成
- 31.3.2. ラージオブジェクトのインポート
- 31.3.3. ラージオブジェクトのエクスポート
- 31.3.4. 既存のラージオブジェクトのオープン
- 31.3.5. ラージオブジェクトへのデータの書き込み
- 31.3.6. ラージオブジェクトからのデータの読み込み
- 31.3.7. ラージオブジェクトのシーク
- 31.3.8. ラージオブジェクトのシーク位置の入手
- 31.3.9. ラージオブジェクトを切り詰める
- 31.3.10. ラージオブジェクト記述子を閉じる
- 31.3.11. ラージオブジェクトの削除
- 31.4. サーバ側の関数
- 31.5. サンプルプログラム
PostgreSQLにはラージオブジェクト機能があります。 これは、特殊なラージオブジェクト構造に格納されたユーザデータに対してストリーム様式のアクセスを提供します。 全体をまるごと簡単に操作するには巨大過ぎるデータ値を操作する場合、ストリーミングアクセスが有用です。
本章では、PostgreSQLラージオブジェクトデータに関する、実装、プログラミング、問い合わせ言語インタフェースについて説明します。 libpq Cライブラリを例として本章で使用していますが、ほとんどのPostgreSQL固有のプログラミングインタフェースは同等の機能を持っています。 他のインタフェースでは、巨大な値を汎用的にサポートできるように、ラージオブジェクトインタフェースを内部で使用しているかもしれません。 ここでは説明しません。