
当日の新潟市の天気予報は午前晴れ、だけど北に行くに従って曇りというのが心配でした。空も月が時々隠れるほど雲が出ている午前2時に、南下することを決定します。富山は晴れの予報、金沢まで行けばほぼ間違いないと、水蒸気画像もそう告げていました。
R116からR8へ抜けて、柏崎〜柿崎あたりまで月が出たり、隠れたりしていて、一向に雲が薄くなりません。もしかしたら、読みが外れたんじゃないかって思い出した頃、あたりが月明かりで明るくなり始めました。そして大潟に差し掛かったぐらいで、晴れ間に入ったようです。以前から行きたかった、大潟水と森公園で仮眠を取ることにしました。
日の出の頃に目を覚ますと、ものすごく美しい朝日池が疲れを癒してくれました。ただ、山の上に発生した厚い雲から、しばらく待っても抜けそうにありません。ずっと撮影したい気持ちを抑えて、更に南下することにしました。富山まで行く時間は十分あったのですが、少しの移動で十分でした。ちょうどいい、パーキングエリアを見つけ、ここを撮影場所に決めます。
日面通過の開始からしばらくは、太陽に雲がかからない非常にクリアな観測条件で、長い距離を走った甲斐がありました。1時間ほど経ったころ雲がかかり始めて、1時間半で観測不能になり、移動を考え始めます。
更に南下するか、引き返すのか、それは(3)に続きます。
6/6 上越市大潟区渋柿浜
Canon EOS Kiss X4 on ML/EF300mm1:4L/Kenko ND100000
JPG×9+1→Photoshop
Tags #天体 #太陽 #金星 #日面通過
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