スーパーゼビウス:攻略情報

Win NAMCO HISTORY VOL.1

スーパーゼビウスは運要素の強いゲーム性になっており、コンスタントにクリアすることが難しいゲームです。 特に後半エリアでは、ブラグザカートとバックゾシーの出現頻度が高く、クリアの高い壁となっています。

この攻略記事では、テーブル調整による残機の確実な取得や、空中物テーブルのコントロールなどを紹介します。 ただ、これらの情報を使ってもクリアはなお難しく、何度も繰り返しプレイする必要があるという点は心に留めておいてください。

  • この攻略記事は都合上 PlayStation XEVIOUS 3D/G+ に収録されている SUPER XEVIOUS で動画撮影等行っております(アーケード版でもまったく同じテクニックが有効です)
  • ゲームオプションはデフォルト設定(NORMAL / EXTEND : 1st 20,000 - Every 60,000)です

エリア1~8の攻略(ノーミスパターン)

前半エリアはスペシャルフラッグ全取得、ノーミスパターン攻略をまとめて解説します。 エリア1のみ得点を意識した調整を行いますが、それ以降は流れの中で要点を押さえてればOKです。 慣れると高い成功率になってきますので、しっかり練習しましょう。

エリア1:テーブル調整&スペシャルフラッグ取得

スコアの千の桁をコントロールする
PS1 XEVIOUS 3D/G+

エリア3のスペシャルフラッグを取得しやすくするために、主にエリア1でテーブル調整を行います。 スぺフラゾーンで、弾なしジアラ(Aパターン)、またはギドスパリオ(Bパターン)がありますので、得意な方で練習してください。

また、ここで調整をすることでノーミス進行での出現パターンをある程度固定化できます。 エリア4以降は壊すゾルバク、逃すゾルバクを決めて、自分が得意な敵が出るパターンを構築してください。

まず、ゾルバクはすべて殲滅してください。 次に、下記の地上物が出現するときに、得点の千の桁が目標値になるように調整します。

  • 4組目の地上物(ログラムとゾルバク) → 1000点台
  • グロブダー2台目 → 3000点台
  • ボザログラム → 8000点台(A) または 9000点台(B)

スペシャルフラッグについては、流れの中でスムーズに取得できると思います。 取得後は、斜めの地上物を壊しながらスコアを見て、途中で左のログラムを壊しに行くなど調整してください。

エリア2:テーブル調整のみ

ゾルバクをすべて殲滅する以外は普通にプレイしてください。 また、中盤までに2万点以上になっていれば問題ありません(自然に超えると思います)。

テーブル調整が出来ていれば2本目の川で、Aパターンはゾシー、Bパターンはタルケンになります。 ゾシーやタルケンの対応に時間が掛かる場合もあるので、反対側のゾルバクを逃さないように注意してください。

エリア3:スペシャルフラッグ取得

残留ゾシーとジアラの体当たりに注意
PS1 XEVIOUS 3D/G+

Aパターンの準備が整っていれば、スぺフラ直前にゾシー、横断爆撃中は弾なしジアラとなります。 ゾシーが若干危険ですが、しっかり準備すればほぼ確実にスぺフラを取得できます。

入り江直後の空中物は、ゾルバクを撃つタイミングで変わります。 先に壊すとタルケン、壊さないとギドスパリオになります。

最後のゾルバクを破壊したら、画面右端でゾシーに備えます。 左に移動しながらゾシーの第1波を薙ぎ払い、残ったゾシーを左側をキープしつつ処理します。 ここが若干危険を伴ないますが、スぺフラゾーンに入るまでは我慢してください。 なお、ゾルバクの破壊が1個足りてないときは、グロブダー脇のゾルバクで補正してください。

Bパターンでは、グロブダー脇のゾルバクも破壊対象です。 スぺフラゾーン直前がタルケン、スぺフラゾーンではギドスパリオになります。 また、入り江でゾルバクを先に壊すとゾシー、壊さないとタルケンになります。

仕込みが必要なスぺフラは、この1本だけです。 逆に言うとこの1本を取れるようになると、スぺフラ全取得で4機を確実にでき、後半面の攻略で大変有利になります。 以上、調整お疲れ様でした。

エリア5:スペシャルフラッグ取得

スぺフラ取得時のスパリオに注意
PS1 XEVIOUS 3D/G+

その前に、手前の埠頭でテラジが来るテーブルになっています。 テラジが苦手な方は、埠頭のゾルバクを壊すタイミングを遅らせて、ザカートなどにすることができますので、試してみてください。

スぺフラ取得に入る前から、若干、空中物を捌く必要があります。 まず、対岸埠頭でソルの位置でタルケン+ジアラが来ますので、左、右と切り替えします。 この切り替えす間に、ログラムを1個ずつ無力化しておきましょう。 左に再度切り替えしたくなりますが、ここは上方向へ逃げつつ、残ったタルケンの弾を避けます。

そのまま右端をキープしていると、生きのいいザカートの攻撃に変わります。 このザカートはかなり強いので、下方向から左方向へチョン避けして、時間を稼ぎつつ左端へ向かいます。 左端へ到達する頃には、ザカートの攻撃が止むと思います。

そのまま上方へ向かい、飛行場内のソルを出し、下がりながらドモグラムを無力化します。 スぺフラゾーンに入って来るので、画面中央やや左から横断爆撃を開始します。 ちょうどドモグラムの1キャラ下になるので分かり易く、半キャラ上を狙ってドモグラムも当たるようにして処理します。

取得時は様々な方向から弾が飛んできていますので、いったん離れて安全を確保して戻りましょう。

エリア6:中盤の攻略(ブラグザカート+ガルデロータ)

ここからスーパーゼビウスらしくなる
PS1 XEVIOUS 3D/G+

ここのブラグザカートは1発ずつしか来ませんが、ガルデロータと一緒に出現するため、運が悪いと残機を持って行かれます。 ガルデロータをできるだけ早く無力化し、ブラグザカートの弾からの逃げ道を確保したいところです。

手前のゾルバクはバキュラが邪魔なときがあり、パターンに入れない方がいいかも知れません。 ちなみに、普通にプレイしてゾルバクを壊して行くと、エリア9の終盤で再びブラグザカートと会敵します。

エリア6:終盤の攻略(ギドスパリオ+ガルデロータ)

空中物の残留状態で迎撃するか判断する
PS1 XEVIOUS 3D/G+

ギドスパリオが来る前に空中物がクリアなら、ザッパーを撃たずに塊ごと避けます。 空中物が滞留していた場合は、ばらけてしまうので連射で迎え撃ちます。

避ける場合は、ゾルバク手前で第1波、右端で第2波、ログラムを1個ずつ処理する度に第3波、4波(最後)と避けて行きます。 迎撃する場合は、右端から段階的にログラムを処理し、なるべく粘って追い詰められないようにします。

ここで最も注意する点は、ミスをしてはいけない事です。 ガルデロータが出る前にミスして70%繰り上になってしまうと、エリア12までのすべてのドモグラムの発弾数が引き上げられます。

エリア7:スペシャルフラッグ取得

3枚目のバキュラでタイミングを取る
PS1 XEVIOUS 3D/G+

地上絵に差し掛かったら、画面左側で待機します。 バキュラの3枚目が出現したのを合図に、中央やや左側から横断爆撃します。 バキュラが邪魔なときは、その裏側を先に撃ったり、逆に右端から左に切り替えたりして対応します。

スぺフラゾーンは右端の背景で、緑地が現れる1キャラ下のラインです。 分からなくなったら、横目で確認して合わせるようにしてください。

ちなみに、飛行場の左手のグロブダーですが、スーパーゼビウスでは2台とも1万点グロブダーです。

エリア8:戦車地帯~終盤

左側にザッパーをばら撒くのがポイント
PS1 XEVIOUS 3D/G+

左側にドモグラム2台、直後にゾシーが出現しますので、ブラスターと同時にザッパーも撃っておきます。 撃墜すると補充が来ますので、左側に少しザッパーをばら撒いておき、ゾシーを処理しながら戦車(1万点)を取得します。 ジアラに切り替わるまでに、ゾシーを一掃できればベストです。

ドモグラム6台は深追いせず、危ないと感じたら左側に逃げてデロータに備えます。 同じ方向にジアラがと向かう形になったら、反対側にシャクリを入れて反転離脱を誘ってください。 デロータの対応が遅れる場合は、ギドスパリオに備えてザッパーを斉射しながら対応します。

エリア9の攻略

アンドアジェネシス無力化

すべてコアの横ラインを狙えば命中する
PS1 XEVIOUS 3D/G+

アンドアジェネシスの対応に早めに入れる場合は、アルゴ即行パターンで稼ぎましょう。 ガルザカートの対応で遅れる場合は、コア瞬殺した方が良いと思います。 ザカートごときで大事な残機を失うのは勿体ないので、安全第一で行きましょう。

アルゴ即行パターンは、アンドアジェネシスが下りてくるときに、上2つのアルゴを撃ちます。 手前に左右1発ずつ落とし、2発目の位置のまま3発目を放てば、ちょうど停止した下のアルゴに命中します。 そのまま残ったアルゴを処理して、ザカート出現前に無力化できます。

ザカートの第1パターンが止んだ頃を見計らって、コアで撃沈します。 ザカートの第2パターンは弾数が増えるので、もつれ込むようなことは避けましょう。

終盤はブラグザカートに注意

ノーミスでここまで来た場合は、終盤の空中物にブラグザカートが来ると思います。 この先、後半テーブルではブラグザカートとバックゾシーが多くなり、いよいよスーパーゼビウスの様相になってきます。

エリア10の攻略

序盤:地獄パターン

地獄パターン
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エリア序盤に3パターンの空中物があり、ミスでリスタートする際に似たようなパターンが繰り返される場合があります。 また、第1パターンの後チェックポイントがあり、出現テーブルがジャンプするため予測も困難になっています。

ブラグザカートばかり出現し続ける、いわゆる地獄パターンに陥ることもあります。 これはそういった攻撃テーブルになっているのでは無く、このエリアの敵配置との組み合わせで、たまたまブラグザカートの連続が起こります。

ここではチェックポイントのジャンプが、ミス時の巻き戻しを打ち消してしまい、テーブルが少しずつ進む形になっています。 再スタートで最短でミスすれば巻き戻ると思いますが、犠牲に見合う結果となるかは分かりません。

マイムマイム(ドモグラムダンス)

画面外からのスパリオに注意する
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ドモグラムを残すと、ガルザカート待ちで意識外からスナイプされる恐れがあるので、全滅させるようにします。 また、画面外から撃ってくることがあるので、直前まで待機場所を空けて置く方が良いかも知れません。

なお、2周目のマイムマイムは発弾頻度が高く、1周目のパターンが通用しません。

終盤:ブラグザカート+デロータ

ファントムを打ち落とさないように
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飛行場を過ぎると、ブラグザカートが2発来るので、できるだけ1発打ち落としてください。 デロータもできれば2個破壊して、上方に離脱しながら飛来するテラジに対応します。

ここはブラグザカートの対応で、デロータへの対応が遅れます。 デロータの発弾頻度も高くなっているため、切り替えしや離脱でアドリブ能力が試されるシーンです。

エリア11の攻略

中盤:おかわりパターン

ゾルバク破壊で第1パターンをおかわり
PS1 XEVIOUS 3D/G+

中盤の斜めに配置されている場面は3パターン切り替わりますが、第1パターンは1波しか来ません。 第1パターンにブラグザカートが来なければ、何の敵であってもゾルバクを1個壊しておかわりした方が良いです。

第3パターンに切り替わるくらいで繰り上げポイントを超えるため、それほど重要なテクニックでは無いですが、残機温存のためにも、後述のワープゾーンを狙うにも有効です。

エリア12の攻略

中盤:おかわりパターン

ゾルバク破壊で第1パターンをおかわり
PS1 XEVIOUS 3D/G+

中盤で空中物の3パターン切り替わる場面は、ブラグザカートが絡むことが多くクリアの壁となっています。 もし、第2パターンまでブラグザカートが来なかったら、川を超えた最初のゾルバクを素早く破壊すると、第1パターンをおかわりできます。 第1パターンを見て決めたら、第2パターンを捌きつつ早いタイミングで撃ちに行けるよう行動しましょう。

動画1回目はバックゾシーの対応で遅れていますが、ぎりぎり間に合いました。 3連続でブラグザカートが絡まないパターンは少ないため、2連続でそれ以外が来た場合はチャンスになります。 逃さないように練習しましょう。

終盤:逆S字回避パターン

慣れれば成功率の高いテクニック
PS1 XEVIOUS 3D/G+

ザカートの出現位置の運に左右されますが、危険な切り替えしが少なく、成功率も高いパターンです。 注意する点は、3で横からザカートにスナイプされること、4で残ったザカートに退路を塞がれること、および5に入るタイミングです。

慣れてくるとガルデロータやドモグラムも撃てるようになります。 繰り上げポイントを超えているとは言え、決まれば1機温存できますので、しっかり練習しましょう。

  1. 画面右端の中ほどで待機する
  2. ザカートが出現し始めたら下に移動開始する
  3. 下端まで達したら左に徐々に移動する(チョン避けで粘るのが重要)
  4. 左端まで達したら上に移動する(この時は素早く)
  5. 上下のスパリオの間を真横に抜ける
  6. そのまま大きく逆S字を描くようにガルデロータを回り込む

終盤:切り返しパターン

どちらに抜けられるかは運次第
PS1 XEVIOUS 3D/G+

狭いところを切り返す必要があり、その隙間が無いことも多いため、成功率は決して高くありません。 ゼビウスは当たり判定も大きく足も遅いため、切り返しがかなり怖いのは言うまでもありません。

しかし、うまく切り返して右側に抜ければ、デロータやグロブダーが狙えます。 特に、停止している2台は1万点グロブダーなので、仕留めたい場合は切り返しで行くしかありません。

難易度アップの分岐点

このエリア12で難易度の上昇があり、ドモグラム、カピ、テラジ、ゾシーの発弾頻度が引き上げられます。 また、ゾシーの方向転換の頻度と誘導もきつくなるので、しっかり迎撃しないといつまでも追ってきます。

エリア13の攻略

序盤:再チャレンジパターン

凡ミスした場合に使える
PS1 XEVIOUS 3D/G+

手前のデロータ3個を即行で殲滅し、埠頭のデロータは1個破壊して、空中物に備えて退避します。 空中物の種類を確認し、残りのデロータを撃ちに行くか判断します。 空中物は対岸まで3パターン切り替わり、ミスした場合は手前のゾルバクでテーブル調整しましょう。

ゾルバクを破壊する個数は、巻き戻したい場合は2個以上、同じ敵を引きたい場合は1個、先に進めたい場合は0個です。 前のプレイで何パターン目でミスしたかによって少しズレますが、ある程度コントロール可能です。

中盤:バックアタックゾシー

最低このログラムは壊そう
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直前の空中物と埠頭のログラムを、できるだけ早く無力化しておくのがポイントです。 空中物の対応で遅れそうな場合でも、後ろのログラム1個は破壊しておきたいところです。

ゾシー自体はレベルアップしていますが、逆にまとまって追ってくるので簡単に迎撃できると思います。 ログラムが残っている場合は、画面前方で切り返しを入れるなど、接近しないように立ち回ってください。

終盤:ドモグラム+テラジ+ザカート

弾幕に惑わされないこと
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飛行場内のデロータ爆撃から、チョン避けすれば安全に抜けられます。 直前の空中物に左右されますが、ノーマルゼビウスよりも簡単では無いかと思います。

エリア14の攻略

序盤:アンドアジェネシス

ブラグザカートのふるい
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ブラグザカートは端から1/4画面の待機場所で、ザッパーをばら撒きながら待ちます。 バキュラ1枚目の位置で反対に移動するか残るか決め、2枚目に邪魔されたら射線をずらしてザッパーが通るようにします。 基本的に狭い方へ逃げた方が、その後のゾシーに対応しやすいのですが、もちろん決定権はブラグザカートにあります。

ゾシーについては誘導がきつくなっているので、回り込む場合は注意が必要です。 この回り込む瞬間に、アンドアジェネシスを仕留めるのが美しいと思います。

ゾシーの対応が遅れた場合は、ザカートを警戒してアンドアジェネシスは逃がします。 ゾシーとザカートを処理したら、ジアラに備えて真ん中にいないようにしてください。 アンドアジェネシスの弾が残っていますが、ジアラは回り込まずに切り返しで対応します。

中盤:アンドアジェネシス

敵を利味方に
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ギドスパリオ+テラジの複合から、ガルザカート、ザカート、ブラグザカート+アンドアジェネシスと、最強コンボ攻撃が展開されます。 アンドアジェネシスを即行撃破し、ブラグザカートに備えるパターンもありますが、生かしパターンの方が成功率が高いと思います。

まず、ギドスパリオ+テラジですが、こちらは画面右端からのチョン避けで楽に突破できます。 左側1/4くらいで攻撃が終わるので、そのままザッパーをばら撒いて、ガルザカートに備えます。 ガルザカートの弾はキャラオーバーで右下が消えることが多いので、左右反対にした方が多少有利かも知れません。

生かしパターンでは、画面左端の少し上で待機し、ザカートを下がりながらまとめて避けます。 画面左下からは右に向かいチョン避けし、ブラグザカートの弾は左右の動きだけで避けます。 この時の第2波はキャラオーバーで不発弾になることが多く、これが狙いです。

また、左側に出る第2波は滞空して画面下に消えることが多いので、あまり早く右側に移動しないようにしてください。 しっかり、ブラグザカートの角度を誘導して浅くならないようにします。 この時、完全に消えるまでは、自機は画面下から絶対に離れないでください(離れた瞬間に撃たれることが多いため)。

ブラグザカートの攻撃が止むと、次の空中物出現まで間があるので、ここでアンドアジェネシスを撃沈します。 後は出てくる空中物の内容から、出現テーブルの位置を把握して最終2エリアに備えます。

エリア15の攻略

序盤:ドモグラム+空中物

ドモグラムは出現即破壊
PS1 XEVIOUS 3D/G+

トーロイドは右から入って左、左から右へと、2ターンで最初のドモグラムの正面に付けます。 このまま空中物が出るまで、次々に現れるドモグラムを出現即破壊していきます。 最後のドモグラムの直前で空中物が来ますので、無理せず空中戦に集中します。

序盤の空中物の第3パターン目でミスした場合は、最初のゾルバクを壊すと第2パターンだった敵が最初に来ます。 強い敵だった場合は残しても良いですが、分かっていれば対処しやすいので、あえて壊しても良いでしょう。

序盤:おかわりパターン

ゾルバク破壊で第1パターンをおかわり
PS1 XEVIOUS 3D/G+

第3パターンの攻撃に移る前にゾルバクを1個壊すと、第1パターンの敵をおかわりできます。 ゾルバクは右上か左下がありますが、後者だとパターン確認から破壊の判断まで余裕が無く、バックゾシーの場合に危険です。 いったん後退して安全を確保してから、右上を撃ちに行きましょう。

序盤の空中戦は4パターン連続しますので、1パターンでもコントロールできれば突破率は変わっています。 ここを突破できれば、エリア16が見えてきますので、おかわりパターンはぜひマスターしてください。

中盤:ガルデロータ+ドモグラム(ミニマイム)

発弾頻度が高くなっているので注意
PS1 XEVIOUS 3D/G+

第4パターンの空中物を処理しながら、ガルデロータにスムーズな接近ができるように調整します。 ガルデロータを早めに壊せれば、ドモグラムが弾幕を張る前に片づけられます。 最短でドモグラムに付けた場合は、左下の1台は画面外にいるうちにブラスターを撃つタイミングで倒せます。

道路を右に進んでくるドモグラムは、斜め右下に曲がる前に仕留めて、遅れる場合はログラムのみを壊し、右下へ退避します。 余裕があれば切り返して右上のソル(スーパーゼビウスで最も出しにくい)を出しましょう。

中盤:テラジ+ギドスパリオ

うまく切り返せば4ターンで突破
PS1 XEVIOUS 3D/G+

ドモグラム(ミニマイム)直後のテラジ+ギドスパリオ戦は、数ターン切り返すだけで7割ラインを超えてクリア確定になります。 しかし、この空中戦を制しなければ、ファルコン(?)を見ることはできません。 弾幕は激しく、気づいた時にはギドスパリオにやられていた、ということもあります。 しっかり連射して撃ち負けず、切り返すルートを見逃さないようにしましょう。

なお、残ったログラムや合流するドモグラム3台がプレッシャーに感じますが、弾避けのほうを優先してください。 余裕があればデロータ戦の前に、一番上のドモグラムを仕留めておきます。 他のドモグラムは橋を渡ってすぐ引き返す、トリッキーな動きで外しやすいため、左側のログラムを優先しても良いです。

終盤:ガルデロータ+デロータ

ファルコン通過わき見注意
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準備が不完全な形でデロータ戦に入ることが多いと思いますので、かなりのアドリブ能力が求められます。 中央から入るのは最低限避けて、ジアラが左右にバラけないようにします。 基本的には、壊せるものだけ相手にして、あまり無理せず安全にやり過ごしましょう。

特にガルデロータは、エリア16前哨戦の空中物と絡みます。 ずっと切り返しを続けてきて気を抜いた瞬間に、ブラグザカートに撃墜されたりします。

エリア16の攻略

序盤:デロータ+ドモグラム(第1防衛ライン)

地上物は完全パターン化しよう
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ここは地上物の爆撃パターンを、予め決めておくことが重要です。 また、最初のドモグラムを撃つタイミングが絶対遅れないよう、前哨戦の捌き方やソルは無視するなどして注力ください。 私が使っている、動画のパターンは次のようなものです。

  1. 右へ移動しながら、左ドモグラム、右ドモグラム
  2. 左へ移動しながら、中央デロータ、左ドモグラム
  3. 左端まで振ってタイミングを取り、同時に敵弾を誘導
  4. 右へ移動しながら、左ドモグラム、中央デロータ×2、右ドモグラム、(可能であれば、もう1台のドモグラムも撃ちたい)
  5. 左へ移動しながら、中央デロータ

この直後に空中物が来ますので、その内容によって左のログラムを撃ちに行くか判断します。 切り返しが危険そうな相手(ゾシー、ザカート、タルケン、カピなど)は、中央で迎撃しながら中央のログラムを狙います。 ここから優先する敵を空中物に切り替えて、その中で狙える地上物のみを排除していく形にシフトします。

中盤:ガルデロータ+ログラム(第2防衛ライン)

アドリブ能力を試される場面
PS1 XEVIOUS 3D/G+

ここは空中物の引きが最重要になり、前進して迎撃可能な敵であれば、前列のログラムから撃って攻めに行くことができます。 後退して迎撃しなければならない敵の場合、射程に入ったログラムを可能な範囲で壊す作戦にします。

空中物の攻撃が激しい場合、ガルデロータが射程に入る頃に一瞬の間があるので、そのタイミングで地上物を何個か壊しましょう。 ここで切り替わる空中物とガルデロータを制すれば、スーパーゼビウスのクリアを手中に収めたことになります。

序盤~中盤:ダブルでおかわりパターン

最重要テクニック
PS1 XEVIOUS 3D/G+

序盤の空中物3パターンのうち、2~3番目のパターンをおかわりすることができます。 おかわりする場合は、斜めに配置されたゾルバクを1個破壊してください。 中盤のガルデロータ+ログラムのところで、直前の2パターンが再び出現します。

何が来るか分かれば、予め準備ができ突破率も高くなります。 多少強めの攻撃パターンでも、おかわりする価値はあると思います。 知っていることは最大の武器なので、ブラグザカートとバックゾシー以外なら、基本おかわりしましょう。

おかわりせず、まったく違う空中物を引きたい場合は、ゾルバクを2個以上破壊してください。 この場所は、序盤3パターン、中盤2パターンなので、ゾルバク調整が無いと、連続した5パターンが出現します。 これだけ連続していると、必ずどこかにブラグザカートなどが入ってしまうため、4つ以上巻き戻した方が比較して良い選択になるはずです。

終盤:デロータクロス~ガルデロータ(最終防衛ライン)

回り込むときはドモグラムに注意
PS1 XEVIOUS 3D/G+

手前のログラムとドモグラムをなる早で処理して、中央上端で待機します。 中央のデロータを出現即破壊したら、左のデロータも同様に破壊、中央に戻ってソルを出します。

ここで右側のデロータを撃ちに行くと、ギャルボスの弾幕に囲まれてしまうため、後退&反転して大きく左回りで避けながら、中央デロータの裏側へ逃げ込みます。 スーパーゼビウスでは、ブラグザカートは来ませんので、安心して前進して大丈夫です。

数を増やしてギャルボスが編隊で再来しますが、ブラグザカートよりは対応が楽だと思います。 このギャルボスが左右にばらけないように、画面中央を避けるようにしてください。 また、2編隊くらいしか来ないので、落ち着いてやり過ごしてからガルデロータを仕留めましょう。

なお、このエリア16を100%クリアした場合、2周目のドモグラム以外の地上物(ドモグラムはエリア12で2周目相当になっている)の発弾頻度が引き上げられます。 もし、2周クリアを目指す場合は、繰り上げでクリアした方が有利だと思われます。

ブラグザカートの対処

6発攻撃を抜けるのは至難の業
PS1 XEVIOUS 3D/G+

スーパーゼビウスで避けて通れないブラグザカート、オリジナルのゼビウスでは同時2発が最大でしたが、スーパーゼビウスでは同時6発まで普通に出現します。

基本的に逃げるよりも、積極的に撃ちに行ったほうが良く、複数出現するパターンでいかに破裂数を減らせるかが重要になります。 とは言え、一歩も動けないこともあり、運が7割、気合いが3割、といった程度に考えましょう。 以下、知っていると役に立つかも程度に読んでください。

滞空時間が長いものは、画面下にべったり張り付いていると破裂しないことが多いです、やばいと思った時は有効かも知れません。 エリア14の2つ目のアンドアジェネシスでは、即行破壊に行かず画面下で避けるに徹し、破裂しないで下りてくるものはそのままやり過ごすと消えてくれます。 また、アンドアジェネシスを生かしておくことで、何発かはキャラオーバーで不発になることがあります。

予め来ると分かっているときは、画面中央から1/4左か右に外れた付近で待機するのがお勧めです。 端っこ過ぎると、弾が来る方向が重なって隙間が無くなる場合があり、中央付近だと左右から同じ角度で撃たれるためです。 待機場所前方に現れたものは撃ちに行き、反対側のものは撃たせて避ける、または下べたでやり過ごす、ランダムなブラグザカートに必勝法はありません。

2周目以降の難易度について

70%と100%抜けの比較
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オリジナルのゼビウス同様、エリア7~16の繰り返しになります。 なお、スーパーゼビウスは2周目以降、発弾頻度がアップし、ゾシーの追尾性能が上昇します。

  • ログラム、デロータ、ガルデロータ、ボザログラムの発弾頻度の上昇(エリア16を100%でクリアした場合のみ)
  • ドモグラムの発弾頻度の上昇(エリア12の終盤ですでに上昇している)
  • ログラム、ボザログラム、ドモグラムの攻撃停止ラインの引き上げ(エリア16を100%でクリアした場合のみ) ※画面の半分くらいで撃ち止める(設定ミスだと思われる)
  • カピ、テラジの発弾頻度の上昇(エリア12の終盤ですでに上昇している)
  • ゾシーの方向転換頻度の上昇(エリア12の終盤ですでに上昇しており、エリア16を100%でクリアした場合は更に上昇)

これは、いわゆるランクの仕様ではありませんが、キャラクタの種類ごとに発弾頻度などを設定値で管理する仕組みになっています。 これらの設定値は、マップの決められた位置を通過することにより書き変わるようになっており、70%繰り上げやワープバグによって通過しなかった場合、それらの値が変わらないままとなります。

従って、エリア12をワープバグによってスキップし、エリア16を70%繰り上げでクリアした場合は、2周目の難易度は1周目と変わりません。 なお、100%クリアした場合の攻撃停止ラインについては、別項(その他のテクニック)で取り上げます。

その他のテクニック

エリア7以降のドモグラムを発狂させる

ドモグラムの発弾頻度がアップする
PS1 XEVIOUS 3D/G+

エリア6を70%繰り上げでクリアした場合、次のエリア7でドモグラム(盆踊り)が発狂状態になりスパリオを大量に撃ってくるようになります。 最後の川が見えた直後のタイミングでミスをすると発生します(ガルデロータが出るくらい遅いタイミングだと起こりません)。

また、発狂はエリア7~12までのすべてのドモグラムなので、エリア10のマイムマイムも同様です。 ちなみに、2周目のドモグラムはこれよりも高い頻度で攻撃してきます。

おとなしいアンドアジェネシス

強さ(設定)はエリア4相当
PS1 XEVIOUS 3D/G+

実はドモグラム発狂技を行うと、アンドアジェネシスがほとんど弾を撃ってこなくなる、という効果もあります。 これ以降すべてのアンドアジェネシスが影響を受け、2周目以降のアンドアジェネシスも同様です。 ちなみに、エリア4に登場するアンドアジェネシスと同じ設定になっています。

また別の効果として、一部地上物は画面下の攻撃停止ラインがありますが、このラインが若干高い(攻撃停止ラインが上がった)設定になります。 これらは攻略上の有利に働きますので、ドモグラムの発弾頻度アップを許容できれば、あえて狙ってみるのも良いと思います。

2周目のドモグラムを発狂させない裏技

狙ってワープさせるのは非常に難しい
PS1 XEVIOUS 3D/G+

エリア12をワープバグ(前エリアのラスト付近でミスをした場合に稀に起こる)でスキップした場合、2周目のドモグラムは発狂状態では無くなります。 成功すれば2周目だけではなく、エリア15~16のドモグラムの発弾頻度も低く抑えられます。

このエリアワープを行うには、エリア11最後の左側に2個並んだバーラが、スクロールインするタイミングでミスさせます(資料:ワープゾーン)。 ここはバキュラがたくさん出ているので狙いやすいと思われますが、ガルデロータ+ジアラも複合してきますので言うほど簡単ではありません。

ちなみに、ゾシーの方向転換の頻度、テラジとカピの発弾頻度についても同様、低く抑えられるためこのテクニックは攻略上も有効です。 特に2周目のクリアを目指す場合は、積極的に狙ってみるのもアリかと思います。

2周目の攻撃停止ラインを引き上げる(すぐに撃ち止めるようになる)

攻撃停止が明らかに違う
Win NAMCO HISTORY VOL.1

エリア16を100%でクリアした場合、2周目の攻撃停止ラインが画面の1/2くらいに引き上げられ、1周目よりも地上物に関しては簡単になります。 この攻撃停止ラインの影響を受けるのは、ガルデロータ以外の地上物です。

発弾頻度は70%繰り上げ時より上昇してしまいますが、攻撃ラインが上がることにより、砲台の数が多かったり空中物と複合する場面などは、大幅に難易度が下がります。 例えば、ドモグラムの盆踊りやマイムマイムなどは、かなり簡単に突破できます。

この現象はエリアマップの解析から設定ミスと確認できました。 なお、移植作品である XEVIOUS 3D/G+ 収録版のスーパーゼビウス(恐らくはナムコクラシックコレクション版も)では発生しません。

こちらも、2周クリアを目指すとき非常に有効なテクニックですが、エリアワープのテクニックとは併用ができません。 エリア16を100%クリアした瞬間に、エリアワープで抑えられていた発弾頻度がアップしてしまうためです。 しかし、エリアワープに成功していれば、70%繰り上げで1周目と変わらない難易度で、100%クリアで攻撃ライン引き上げで、どちらにしても2周目を有利に攻略できます。

ギャルボスの倒し方

出現してから撃ちに行っても射線から逃げられるため倒せません。 出現する前に置きザッパーして出現と同時に当たるのを期待します。 完全に運ですが、画面中央付近の横断斉射で、たまたまその付近から出現した機体に当たる感じかと思います。

最もそんな余裕は無いかと思いますので、撃墜は不可能に近いのが正直なところです。

エリア12の4本ソル1発出し

背景のパターンで覚えよう
PS1 XEVIOUS 3D/G+

川の手前に並んだ模様を目印にすると成功率が高まります。 斜めにくっついたドットが2列に並んでいるので、その中心に照準を合わせてブラスターを撃ち込みましょう。

空中物の攻撃テーブル

空中物の攻撃パターンは、以下の出現テーブル表のように定義されています。

基礎知識

スーパーゼビウスでは、0~127の数値で表される出現テーブル上での位置によってゲームが進行します。 ゲーム中の各種イベントにより、この値が増加または減少することにより、様々な攻撃パターンが現れることになります。

空中物が出現したり特定のチェックポイントを通過したりすることで増加し、ゾルバクを破壊したり残機を失うことで減少します。 この値が128以上になった場合は64減算されるため、1巡目は0~127、2巡目以降は64~127の攻撃パターンが現れます。

ここでは、現在の位置をポインタ、0~63を前半テーブル、64~127を後半テーブルと表現します。

イベント毎の増減値

ゲーム中にポインタが変化するイベントは下記のとおりです。

イベント難易度設定増減値備考
空中物出現NORMAL+1
EASY±0ゾルバクを破壊しない限り、次のチェックポイントまでは同じ敵が出現し続ける
HARD+2偶数奇数のレーン調整が可能(ゼビウスのノーマルランクと同じ)
HARDEST+44の倍数によるレーン調整が可能
残機を失うNORMAL-16ノーマルゼビウスと同じ
EASY-24
HARD-8
HARDEST±0
チェックポイント通過-+16通過時の得点により変化する最大値(2万点以上では最大値)
ゾルバク破壊--2
ゲーム開始-=0ゲームスタート時に0でリセットされる

後半テーブルに移行する境界線

普通にプレイした場合は、エリア9までに後半テーブルに移行します。 ゾルバクをわざと残すなどして早回しした場合は、エリア5などでも後半テーブルに移行してしまうことはありますが、基本的にエリア8までは前半テーブルをうろうろしている形になります。

エリア9ではゾルバクが1個も無く、チェックポイントも2回設定されているため、ポインタは固定で42進んでしまいます。 そのためエリア8までゾルバクを逃さないようにプレイしたとしても、エリア9で半ば強制的に後半テーブルに移行させられてしまうのです。

少々、大道芸的になりますが、エリア9をワープでスキップ(資料:ワープゾーン)した場合は、後半面をブラグザカートの無い前半テーブルで攻略することができます。 もちろんその場合でも、ゾルバクをできるだけ壊すなどして、後半テーブルに上がらないようプレイする必要はあります。

後半から前半テーブルへのランク下げは可能

後半テーブルは64~127をループするのですが、64より下つまり前半テーブルに戻すことができます。 エリアの序盤にチェックポイントの無いエリア(11, 14, 15)は、序盤のうちにミスを繰り返すことで前半テーブルに戻せます。 ミス1回につき16戻る形になり、ゾルバクを組み合わせるとエリア11が18、エリア14は16のまま、エリア15は24ということになります。

これを使うとワンチャン、難しい後半エリアを運に頼る以外の道が開けます。 ただし、残機を消費するため本当にワンチャンを生かすようなプレイになると思います。 お勧めは、エリア14を70%繰り上げして、エリア15の残機つぶしで前半テーブルまで戻す、そしてエリア15, 16を一気にクリアする、という作戦です。





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