ナムコミュージアムDS 収録 (DS) - NAMCO MUSEUM DS
NAMCO MUSEUM DS
ナムコミュージアムDSに収録されているオリジナル・ゼビウスの移植作品です。 実装方法はエミュレータで開発はM2となっており、マニアックな設定やプレイナビなどが充実しています。
いくつか問題があるものの、再現度は完璧と言ってよい出来になっています。 小さい画面や解像度の低さ、操作し辛さから、カウンターストップまでのプレイが厳しいのは仕方ないところです。
また、これまで追加要素として幻の46番ソルが出るようなソフトはありましたが、ナムコミュージアムDS版ではスーパーゼビウスでも出せるようになっています。
特徴
- アーケード版に忠実にエミュレーションしている
- ゲームオプションを設定できるモードと、固定設定でスコアアタックできるモードがある
- 連射の設定は、5発/秒、10発/秒、20発/秒、30発/秒、から選べる
- マニアックオプションが充実している
- バージョン選択でスーパーゼビウスを選択することができる(1回遊ぶとゲーム選択画面にアイコンが追加される)
- 2P側ソルの当たり判定の修正
- オリジナルではバグで出現しない46番ソルを出現させる(スーパーゼビウスでも可能)
- ギドスパリオの表示バグ(オレンジフィルム)の修正
- 画面焼き付きの再現(スーパーゼビウスの違いも再現してある)
- 隠しメッセージを海賊版のものに変更できる(どうせならゼビオスやバトルスのタイトルも選べたら良かった)
- カウンターストップ直前の無限エクステンドの修正
- リスタート時の残機表示が10機以上になっても正しく表示する(画面下部の残機アイコンはそのまま)
- ディップスイッチを設定できる
- スイッチ1(左側)
- 1~2/未使用(実機ではコインAのクレジット設定)
- 3~5/エクステンド設定
- 6~7/ソルバルウ数
- 8/未使用
- スイッチ2(右側)
- 1/オートブラスター
- 2/未使用(実機ではスぺシャルフラッグのボーナス設定)
- 3~4/未使用(実機ではコインBのクレジット設定)
- 5/未使用
- 6~7/難易度設定
- 8/未使用(実機ではフリーズ)
- スイッチ1(左側)
- タイトル画面のコピーライト表記が変更されている(© 1982-2007 NBGI)
- デモプレイのパターンがMAMEと一致する
問題点
画面表示に無理がある
どのモードも難があり、快適なプレイ環境とは言い難いのが残念です。 根本的な問題がDSの解像度が256x192しかないためであり、アーケード版の224x288をそのまま表示することができません。
- 解像度の問題
- すべての画面モードでフルサイズを表示することができない
- 横フル・横正比率・縦フル、いずれの画面モードでも縮小表示になる
- 縦1x1のモードはドットフィットで表示できるが、縦も横もスクロール表示になる
- 画像処理がスムーズとシャープがあるが、どちらを選んでもあまり変わらない
- 縦画面モード
- 横持ちでプレイ、縦持ちプレイが可能だが、どちらもプレイしにくい
- 横持ちプレイは、横スクロールシューティングの感覚でプレイできるが、かなり無理がある
- 縦持ちプレイは、顔正面から画面が左に位置するのと、ショットボタンが上になるので、不自然な体勢でプレイしないといけない
- 縦持ちプレイ+サブ画面は、顔の正面に画面が来るので最もプレイしやすい(不自然な体勢には変わりはない)
- 縦画面1:1モード(スクロール表示)
- 縦方向への移動はスクロール速度が変化したように見えてしまう
- 画面外から撃たれると対処が難しい(スクロールアウトで封印されることは無い)
- テキスト表示(クレジットカウンタ、10点メッセージなど)はスクロールせず、狭い画面に調整される
その他
- 途中セーブなど長時間プレイへの救済が無い(ポーズ状態のまま閉じておくしかない)
- 起動時のROMチェックパターンを見ることができない(マニアックオプションにも無い)
- 連射設定が「5発/秒」だと遅すぎて「10発/秒」だと早すぎる(手連に向かない機種だけに適切な設定を用意して欲しかった)
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